京都鉄道博物館へ行ってきた
2017年2月下旬に京都鉄道博物館へ行ってきました。
2014年に閉館した交通科学博物館と2015年に閉館した梅小路蒸気機関車館を合体して、新しい鉄道博物館に生まれ変わりました。2016年に開館です。
私は、閉館直前の交通科学博物館へ赴いたことがあり、新しくなったところへ行ってみたくなったので、行ってみた次第です。
京都→京都鉄道博物館
今回は、京都駅から京都鉄道博物館を目指してみました。
京都駅からですと、バスか徒歩になります。今回は行きを徒歩、帰りをバスにしてみました。
京都駅からは、JR京都線を大阪方面へ向かって歩けば到着できます。初めて歩きましたが、迷うこと無く到着することができました。おおよそ徒歩20分です。
また、途中には梅小路公園や京都水族館などがあり、そこでも楽しめそうな感じです。土曜日だったので、公園は家族連れでいっぱいでした。
エントランス
このような建物が入口になります。現代風??なのですかね。近年できた博物館を踏襲しているイメージはありますね。
入場券
入館料は以下の通りです。
- 大人:1,200円
- 大学生・高校生:1,000円
- 中学生・小学生:500円
- 幼児(3歳以上):300円
この他、団体割引や特典割引、障害者手帳所持者割引があります。
大人入館料が、鉄道博物館(大宮:JR東日本)1,000円、リニア・鉄道館(愛知:JR東海)1,000円に比べると、どうしても割高に感じてしまいます…
プロムナード
入館券を係員に見せると、入館できます。
入ってすぐにあるのは、ブロムナードです。ブロムナードには、様々な車両が展示されています。特に目を引くのは、C62形蒸気機関車と0系ではないでしょうか。
0系は4両編成ですが、一番後ろの車両の運転台と車内に入ることができます。ただし、0系の車内の座席は全て取っ払われてしまっています。こういうところ、凄く残念なポイントです。
他にも80系、食堂車(一般利用可)、103系等が展示されています。
本館
本館に入るとまず目に入るのは、500系、583系、481系ではないでしょうか。
まだ現役で走行している500系をこの近さで見れることは凄いと思います。こちらの3両もやっぱり中へは入ることが出来ません…
本館は他にも様々な展示物や展示車両があります。
1階には、鉄道のあゆみ・車両のしくみ・鉄道の施設と言った見て試して学ぶコーナーがあります。
2階には、鉄道ジオラマ、運転シミュレータの人気がありそうなコーナーや、ATS・ATCの仕組みを学べる運行のしくみ、生活と鉄道では切符の購入から改札機へ通すまでの体験ができます。レストランもあり、食事時にはかなりの賑わいを見せています。
3階には、時間帯によっては休憩スペースになるホールや、図書館、展望デッキがあります。展望デッキは、京都鉄道博物館周辺の新幹線や在来線を一望できます。
また1階には、車両工場が併設されており、展示車両が入れ替わることがあります。今回訪れた時には、トワイライトエクスプレスの車両が展示されていました。
トワイライトプラザ
本館に併設されているのがトワイライトプラザです。
その名の通り、トワイライトエクスプレスの機関車と客車が展示されています。
こちらも中に入ることはできません。
良い写真がなかったので、隣のEF58でも…
扇形車庫
旧梅小路蒸気機関車館の設備になります。扇形車庫に蒸気機関車がある光景は圧巻です。
この写真は本館2階にある連絡プラザより撮影しました。この場所から一望できます。また、隣にはSL第2検修庫が併設されており、SLの検修風景が見れます。
SLのりば
SLに乗車することが出来ます。
料金は以下の通りです。
- 大人・大学生・高校生:300円
- 中学生・小学生・幼児(3歳以上):100円
運転間隔はおおよそ15分~30分間隔といったところでしょうか。
旧二条駅舎
出口は旧二条駅舎になります。出口から出た後に再入場する際は、入館券の提示が必要となりますので、失くさないように注意です。
また、旧二条駅舎内には、お土産ショップや蒸気機関車に関する展示(出口手前)にありますので、忘れずに立ち寄りましょう。
京都鉄道博物館→京都
帰りは、バスを利用してみました。京都市バスです。「梅小路公園・京都鉄道博物館前」より乗車しました。およそ5分で京都駅着です。
本数は大体1時間5本程度はありそうでした。※ちゃんと見る前にバスがすぐに来たので、そのまま乗ってしまいました。
料金は以下の通りです。
- 大人:230円
- 小児:120円
感想
と言う訳で、京都鉄道博物館い行ってきました。
開館してまだ1年だったので、全体的に綺麗で展示物も比較的新しいように思えました。
ただ、展示車両の中に入れる機会があまりにも少ないことが残念でした。
保存という意味では、しっかりしているなと思いましたが、やはり中に入って当時の面影を感じたかったというのが本音です。
体験の展示物全体に言えますが、設備がぜい弱で完全に満喫することは難しいかもしれません。
私は1回行けばよいかな、そう思いました。
*1:写真が多めに掲載されています。なお、写真は全てルルが撮影したものです。